✔ 本記事のテーマ
FSSC22000の内部監査の目的、実施の流れについて解説します。
✔ 記事の信頼性
この記事を書いている私はFSSC22000認証の審査員、運用コンサルティングを行っています。
FSSC22000内部監査の目的
みなさまが内部監査の推進者で、監査を受ける人たちから、
なぜ内部監査を実施するか聞かれた場合、目的を説明できるようにしておきたいですね。
大きく以下、3点です。
1:FSSC22000認証取得・維持のために必須の活動のため
2:会社が規定した通りの運用になっているか確認をするため
3:規定した運用が有効に機能しているか確認するため
特に3点目、規定した活動が有効に機能していることを確認することも
忘れないようにしてください。
単にルール通りの運用ができているか否かを見るだけでなく、
本当にその運用が有効であるかまで深堀をして確認することが必要です。
内部監査実施の流れ・実施すること
内部監査実施の流れ・実施することをまとめました。
監査実施の流れ |
実施すること |
① 計画・準備 |
・監査基準を確認し、監査基準を理解します ・前回監査結果および改善点の確認をします ・監査計画(実施日、実施部署など)を決めます ・監査員を選び、役割を決定します ・関係者を集め監査開始会議を行います |
② 実施 |
・監査基準に適合しているか適合していないか評価します |
③ 監査報告 |
・監査の所見を報告書にまとめます ・不適合があれば不適合報告書にまとめます |
④ 対策・対策の確認 |
・指摘を受けた部署は対策を実施します ・対策が実施されたことを監査員は確認します |
⑤ 結果の分析 |
・監査全体の分析を実施し、今後の改善点をまとめます ・改善点を実施する計画をたてます |
各実施の流れ毎に、重要なポイントがあり、ブログではまとめきれないため、
電子書籍にまとめました。各実施の流れで使える、ひな形の例も提示しています。
是非、ご参照ください。
コメント